しもたか音楽祭
2008年 10月 26日
ワタシが参加させていただいた「しもたかフィル」はクラッシック音楽の夕べでの演奏。会場は松沢小学校の体育館でした。参加団体は4つ。日本大学管弦楽団(ワーグナー・ニュルンベルクのマイスタージインガー前奏曲、ブラームス交響曲第1番(抜粋版))、クラングレーデ(室内楽・ベートーベン七重奏曲 1,4,5,6楽章)、芸大の学生による室内楽(モーツァルト・ディベルティメントK.136、ベートーベン弦楽四重奏 Op.74)、そしてトリが地元民によるしもたかフィル&しもたか・こーる・ふろいで(合唱団)によるベートーベン交響曲第9番(1,2,3楽章抜粋、4楽章全曲)でした。
しもたかフィルがすごいなと思ったところは、オケ全体がおおらかなこと。とにかく集まって音楽を楽しもうという雰囲気に満ちています。なんせ2nd.Vnのトップからして小学生ですし、このオケ「名物」が弦楽器各人に1本ずつ譜面台があてがわれるという素晴らしさ。プルトは当日発表で、当日参加のエキストラでプルトが増殖。。。でも楽しいのです。
第九の演奏に関しては、ひやりとする場面もありましたが、それはそれで楽しさのうち。終演後の打ち上げは近所の和民。フロア貸切の大宴会となりました。
それにしても、このオケと音楽祭の成功は、企画と指揮にあたられた東先生、裏方に徹せられた奥様の手島先生の並々ならぬ情熱とご苦労があってからこそ。しもたかにこのような芸術家がいらして、地域貢献をされていらしゃることに改めて感激しました。
こんなすごいことやったのに、情報が少なくて対外的なアピールが少ないことは、ちょっと残念。なんせ、商店街で地域の人たちだけで第九を演奏しちゃうって、日本全国探してもここだけじゃないかなぁ。とても誇りに思えることなのにー!
ただただ音楽が楽しくて、夢中で練習していた子どもの頃に帰ったようなひとときでした。これも偏に、音楽の喜びも苦しみも全て知っていて、でも楽しさを分かち合おうという、東先生ご夫妻の情熱のたまものですよね!
そして、地元でこんなに素敵な音楽体験ができたことに感謝です。
下高井戸の街が、ますます好きになりました~♪
エキサイティングな音楽祭でしたよね!お祭りは傍観しているよりも参加することに意義があるんだねー(^^)v
音大とかがある町ならまだしも、ごく普通の町でこれだけやっちゃうのって素晴らしいですよね。地元バンザイ!
これからは極力下高井戸商店街に買い物に行こうと思います。
飛び入りでカメラマンをして下さり、どうもありがとう!pokeさんはずっと以前からこの音楽祭にかかわられていたんですねー。近所に住みながら今まで見逃していたとは迂闊でした。
しかしあの体育館が立ち見まで出るほどの大盛況になるとは、恐れ入りました。まるで人気ミュージシャンになった気分。最前列ではスタンディング・オヴェーションしているご婦人もいらしたし、熱気ムンムンでしたね。(実際の室温も高かったけどー ^^;)
お知り合いの方のように、なにはともあれ出演したいオケかもー!