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すべては幻影・・・

夕方からオーケストラ。
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最初は「ハンガリー行進曲」から。初っ端からピッコロ奏者を徹底的にクリニック。指揮者の先生は高校ブラバンでフルートを吹いていたそうで、フルート&ピッコロの演奏法や調整については、特に詳細に説明されていました。今回もメトロノームが登場。指定のテンポに合わせてみると、思った以上にテンポが緩やかで、自分たちが慌てて弾こうとしてたり、小節内での伸び縮みしていたりで、ハッとするところが沢山。この曲のようにポピュラーなものだと特に独自の節回しで演奏しがちであることがよく分かりました。「鬼火のメヌエット」も徹底的に練習して、ふと時計を見たら当初の予定時間よりも1時間オーバーしていました。でも集中していたのであっという間に感じました。
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幻想交響曲は1楽章最初の難所から。イデー・フィクス(恋人のテーマ)が現れる前の、「若き芸術家の恋人に出会う前の不安と憧れが入り混じった心象」の箇所。木管と弦楽器の聴かせどころです。ここを勝手に浪花節で歌ったり、入りをビビらないようにするためにもとにかく慣れること。コンミスさんも弾くのに必死で、先生から自分の世界に浸らないようにと指示されてました。

第5楽章は今まで徐行運転していたのですが、今日からはインテンポで。チェロ&コンバスの魔女のロンドの入りは自分たちで言うのもナンですが、毎回ノリが良くなってきている感じ。ここはひとつ魔女になり切って弾くとしますか。最後のanimatoからは狂ったようなテンポアップ。これはメッチャかっこいい!これが決まればお客さんも大喜びに違いないですって。はい。最後の小節は「すべてが幻影であったかのごとく」伸ばさずに切るという掟が言い渡されました。ふふふ。いいねぇ幻想。わたしゃますますハマりそうです。

<本日の宴会>
豊洲・福田家
by freiburg0523 | 2008-07-05 23:49 | 音楽 | Comments(0)

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by びあだる
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