千客万来
2008年 02月 11日
ステージリハーサルは演奏会の逆順で。午前10時から開場直前の12時30分まで行われました。ベートーベンのヴァイオリン協奏曲では、初めてカデンツァ(クライスラー)つきで。うっとりとカデンツァを聴いていたら、あまりの美しさにはからずも熱いものがこみ上げてきてしまいました。
本番までの1時間、コンビニまでダッシュしておにぎりを食べて着替えたらあっという間。舞台袖の覗き窓でお客さんの入りをチェックしたらなんだか満席の気配。いざ舞台に上がってみると、客席はびっちりと聴衆で埋まっていました。前回の演奏会では台風直撃で聴衆数が激減したのですが、今回は1700は固いかも!ありがたやありがたや。。
いよいよ本番。オベロンで景気良く暴れた後、一度全員舞台からはけてヴァイオリン協奏曲のセッティングとなりました。ソリストは紫色の素敵なドレス。協奏曲を弾き終えた瞬間、方々からのブラボーコールと万雷の拍手が嵐のように沸き起こりました。いやぁ、すごかった。アンコールのツィゴイネルワイゼンは弦が切れることもなく、最後は猛烈なアッチェルランドで終わりました。またまた割れんばかりの拍手。素敵な演奏家と一緒にこんな経験ができて本当に幸せでした。
気力を充実させてブラームス3番も全力投球。ホールの響きと沢山の聴衆のパワーをいただいて、悔いの無い演奏をすることが出来ました。ハンガリー舞曲第6番もノリノリ。ああ、もう終わっちゃうんだと思うと泣けてきました。
これを最後にステージを去るトップのF君も、満足されたでしょう!
後続部隊の更なる研鑽を祈ります。
心に残る定演でした。
打ち上げ、お店の雰囲気もお料理もお酒も良かったですよね!焼きたてのピザが出てくると、みんなカラスのごとくたかって、あっという間になくなってしまってましたね。
なぬう?幻想をチェロパートがイチオシしてたって(^^;)?