紀尾井町のスズメ
2008年 01月 08日
今の時期は、ヒヨドリやムクドリが柿の実を巡って争っていたり、オナガがギャーギャーと鳴きながら木の実をついばんでいたり。水辺ではコサギやクロサギ、ハクセキレイなどを見かけます。
このような環境もあって、公園や道端でスズメにパンくずやお米をあげる人たちも多くみかけます。そのせいでしょうか、この辺りのスズメはとても人になついている感じ。清水谷公園近くのレストランのテラスでは、人が着席しているテーブルの周りを平気で徘徊しながら落ちたパンくずを探すスズメや、ツワモノに至ってはテーブルの上にちゃっかりとまってパンをおねだりしていたりします。
スズメが人になつくことは珍しく、特に日本在来種のヤマスズメはヨーロッパなどに多いイエスズメよりも警戒心が強いので、このような光景は非常に珍しいのではないでしょうか。ただ、先日はカラスの餌食になってしまったスズメを目撃。弱肉強食の自然界では致し方ないこととはいえ、人にもカラスにも警戒心が弱くなっちゃったのかしらんと思ったり。人にとってスズメとのコミュニケーションは嬉しくても、スズメにとっては命がけ。都会に生きるのんきなスズメたちがちょっと心配だったりもします。
<画像>
左:ヤマスズメ、中央:イエスズメ(椅子の背にとまっています)、右:イエスズメ(図鑑)
<本日の昼食>
ネオ屋台村・Jungle foods
ミートカレー&3種トッピング