放射冷却からの贈り物
2008年 01月 06日
途中、面白い現象も。永福の神田橋附近を歩いていると、10両編成の電車が快調に走っている音がとても近くに聞こえてきました。神田川に沿って走っている井の頭線は5両編成なので、500mほど離れたところを走る京王線の音が聞こえてきたのでしょう。さらに先に進むと今度は塚山公園横あたりから駅の発車ベルの音が聞こえてきました。これもまるですぐ近くに駅があるかのようなリアルな音。でもここから最寄の浜田山駅までは直線でもやはり500m以上離れています。
いったいこれはどういうことー?と考えてみました。
これもまた放射冷却の仕業かも。本来空気は地上から高度が高くなるにつれて気温が下がるのですが、放射冷却が起こると地表付近の気温が上方の空気の層よりも低くなります(逆転層)。音源から上方に向って進んだ音波が上層の空気の壁にぶつかって屈折して地表に届いたために、遠くの音が近くに聞こえたのかも?
そんなこんだであっという間にゴールの井の頭公園に到着。本日も快速で 97min/10km でした。
天山でもスキーができるでしょうね~。いいな~(^^)v