濃厚な練習
2017年 01月 15日
練習したのはベルリオーズ「ローマの謝肉祭」、ドビッシー「海」、ムソルグスキー(ラベル)「展覧会の絵」の3曲。フルオケでの時間配分は当然ながら、ローマ<海<展覧会 なのですが、先生の着目点はこれと全く逆。ローマの最初の1ページに1時間半かけて、ボウイング、構え方、ヴィブラートのかけかたなどの技法を重点的にみっちりと練習。先生の指示に従って幾度も反復しているうちに、驚くほど音が冴え響きが増していくのが分かるほど。「海」のチェロ四重奏部分は表現記号に従い、フレーズの中でピークとなる音への到達とその後の減衰方法を統一していただいただけで、ガラリと音が変化。これは絶対忘れないようにしなければ。。「展覧会」は第6曲「ゴールデンベルク」のみ。傲慢で尊大な人物像を浮き彫りにすべく、いかに憎憎しく演奏するかを伝授してくださいました。
練習後は先生を囲んで新年会。
先生の豪快な飲みっぷりに感激。
理屈と実践。すぐ立てるような座り方を忘れずにっと。