Eyjafjallajökull
2010年 04月 16日
今回噴火したのは、Eyjafjallajökull。(← この単語をコピーしてGoogle Map で確認すると場所がわかります。アイスランド南方、レイキャビックの南東です)アイスランド語の地名はなんと読んでよいのやら。。ロイタージャパンには「エイヤフィヤトラヨークトル」と書いてありました。どうやら"Eyjafjall"が山の名前、"jökull" が氷河だそうで。ちうことは、エイヤフィヤトル氷河ですかね。
エイヤフィヤトル山は標高1666m。氷河に覆われたこの山で噴火が起こったそうです。ここはアメリカ大陸プレートとヨーロッパプレートの境目で、東西に向けて両プレートが地盤を引っ張っているところだそうで、その割れ目から噴火が発生。今回の噴火の予兆は3月21日(現地時間)に始まり、1823年以来187年ぶりの大噴火だそうです。1823年といえば、ベートーベンがミサ・ソレムニスを書いていたころですね。今回3月の噴火当初は噴き出す溶岩の見物に多くの登山客で賑わっていたそうですが、火山活動が徐々に活発化して4月14日の朝、5か所のクレーターから大噴火が起こり、おびただしい量の噴煙と氷河からの水蒸気が上がったそうです。
ドイツの放送局(ARD)からの画像を拝借してみるとこんな感じ。
迷惑を被ってる方も沢山いると思いますが・・・キレイです。
見に行きたい。。
すごい噴火ですよね~。地球がどっかーんとうっぷんを発散した感じにも見えますよね。こんな噴煙を間近に見たら怖いだろうね。でもほんと見てみたいかもー。
それにしても、前回の噴火(1821-23年)は2年間も続いたそうなので、もしかしてヨーロッパはこの先2年間飛行機が飛べなくなっちゃったり?まさかね…(^^;)
自分の生活に直接の影響はあるのでしょうか?!
風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけど、きっと何らかの形で影響が及んでくるのでしょうね。。浅間山の噴火で天明の大飢饉が起きたように、ヨーロッパで農作物が不作になることもありうるかも?
さしあたっては、ミュンヘンから空輸されてくるビールやソーセージが品薄になるのが悲しいね…(^^;)
空撮した噴火口がムンクの「叫び」に似ている、という話題もあったみたいですが、航空機利用者も我が家も「叫びちゃん」状態でしたよホントに(大汗)
この時期の日本は気候もいいし、レースにも観光にもちょうどよかったのに残念でしたね。でも10月もいいか(^^)ムンクの叫び画像みましたよ!まさに火山も人も大絶叫したくなるような状況ですよね。。)・0・(