けっこうイケてる?
2008年 01月 12日
2楽章のチェロが主役として躍り出る展開部などでは、弓の圧力だけで音の強弱や表現を作る傾向があることを指摘されました。このような音はヨーロッパなどでは指揮者から忌み嫌われるそうです。ブラームスのようなロマン派中期の情緒に満ちた作品は左手のビブラートを存分に効かせて表現するように、という解説がありました。
3楽章冒頭のチェロのパートソロでは、最初の3音が上行形なため、無意識にクレッシェンドをしてしまいがち。でもここは逆に気持ちデクレシェンドで弾くととても説得力が出てくる、という技も伝授していただきました。
前回のエン・サガ、前々回のラフ2にしても、演奏会1ヶ月前の今頃は突破口が見出せずに悪戦苦闘していたのですが、今回のブラームスは肌に合っているのか(?)、とても余裕を持って練習できる感じ。それだけここ数回の演奏会の曲が難曲続きだったということなのでしょうか。。
W先生はブラームスの3番を選曲した理由の1つには、チェロパートが充実しているということがあったのではないか、という天にも昇るような、お世辞にしても嬉しすぎる感想をおっしゃってくださいました。これが笑い話にならないよう、これから鋭意努力していかなくっちゃねー。
<本日の宴会>
伊皿子・「オムニの台所」
ユッケ、焼肉、豆腐サラダ、野菜チヂミ、キムチチゲ、ごはん
そう、ffを見るとついつい「キター!」と力んじゃうんですよねー。クレッシェンドも同じでついつい右手が。。。このクセを早く克服したいです。(^^)