鉄子の日記
2007年 10月 15日
世の中に鉄道マニアという言葉がありますが、一概にマニアといっても分野は千差万別。路線を片っ端から乗りまくることをライフワークとしている人、Nゲージにハマっている人、鉄道写真を撮ることが好きな人、車両の性能にこだわる人、編成オタク、ダイヤグラムマニア・・・などなど多岐に渡っていて、その中でも一分野にこだわりがある人もいれば、複合的なオタクもいるという非常に奥が深い世界なのです。
じつはワタシも小学生の頃は東急線の編成マニアでした。なぜそんなことにハマったのか今考えても分からないのですが、当時は東急田園都市線の編成を全部そらんじていました。そのなかでもとりわけ大好きな車両があって、たまたまその車両を見かけたり乗車できた時には舞い上がらんばかりに喜こぶという、他人から見たら理解不能なヘンな少女でした。
電車通学が始まった中学以降は、乗車した路線と区間、車両番号、乗車距離を毎日欠かさず記録していました。その当時は女子の電車好きって非常に稀な存在。思春期以降は電車が好きな自分はきっと変人なんだと悩み、シコシコとつけている鉄道日記の存在も誰にも打ち明けずにいました。それは社会人になっても続いていたのですが、物心ついた(?)ある日ある時を境にやめました。今でいうと正真正銘の「鉄子」だったんですよね。
いまや新幹線の運転手にも女性が進出し、都内の鉄道にも女性の車掌さんが増えました。このような昨今、鉄道オタクの女子がいても不思議ではない世の中になったことを嬉しく思います。東急の吊り広告に載っている「部品」となってしまったナンバープレートは、かつてワタシの日記に幾度も登場した車両でした。きっとあの車両は廃車になってしまったのでしょう。万感胸に迫るような鉄道記念日となりました。
<本日の昼食>
ごはん
タイ風グリーンカレー