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ラスベガス

浅田次郎氏の『オー・マイ・ガァッ!』を読みました。浅田氏は尊敬する作家の一人で最近ハマりまくり。ピカレスク小説といわれる任侠ヤクザ物から、幕末の新撰組を取り上げたもの、中国の清朝末期を描いたものなど、ジャンルも多種多様。今年になって時代小説にのめりこんだ勢いで、最近ヒットした『憑神』、『天切松闇がたり』と読んできて、次に手に取ったのがこの『オー・マイ・ガァッ!』。

まったく他人で、ワケあってラスベガスにやってきた日本人2人と退役米兵1名が、カジノのジャックポットで大金を当てたことから展開するドタバタ劇。これを読んだだけで、ラスベガスに行った気分にも浸れる旅行案内書みたいな感じでした。しかしこれは浅田氏の作品の中でも異彩を放っているものかも。パロディ色が強すぎてワタシとしてはちょっと面食らったのですが、浅田氏お得意のユーモアを追っていつのまにか読み進んでしまいました。文庫本にして550頁は彼の作品でも中規模なのでしょうが、これ、ワタシとしては今までで一番読んでいてキツかったです。。
Commented by プリオシン at 2007-07-09 21:21 x
僕はまだ読んでいませんでした~
昨日DVDで「地下鉄に乗って」を見たのですが、今ひとつ細かい設定が理解できずに、今度小説に挑戦してみますね!
「中原の虹」を早く読みたいのですが、まだ図書館に入ってきていないので、本屋さんで見つけるたびに手が伸びて・・・我慢して・・・
そんな繰り返しです。
今は図書館で見つけた「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで」という分厚いものに挑戦していますが、これが歴史関係がたくさん入っていておもしろいです!でも難しいところもあって・・・飛ばして読んでいました。
Commented by freiburg0523 at 2007-07-10 08:07
「中原の虹」読みたいですよねー!こちらも図書館で十数人待ちになってます。文庫化されるまでガマンになっちゃうのでしょうかね。。
「暗号解読…」難しそうですが面白そうですね!分厚い本でも引き込まれてしまうとあっという間に読み進んでしまいますよね!
暑い夏には京極さんや東野さんの分厚い作品にトライするのもいいっすよねー!
by freiburg0523 | 2007-07-08 19:35 | 読書 | Comments(2)

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by びあだる
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