熱狂の日
2007年 05月 02日
今日から東京国際フォーラムで La Folle Journee au Japon-ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007が始まります。6日までの5日間、昼から夜遅くまで国際フォーラムの全ホールをフル稼働させて、1500人以上の音楽家が200あまりのコンサートを開くもの。今年で3年目になります。一昨年のテーマはベートーベン、去年はモーツァルト、そして今年は「民族のハーモニー」ということで、国民音楽派と呼ばれる作曲家(チャイコフスキー、ラフマニノフ、シベリウス、ドボルザーク、ビゼー、フォーレなどなど)の作品を取り上げています。毎年この音楽祭を聴きに来る人は70万人あまりとエラい人出だそうで、人混みが大嫌いなワタシにとっては魅力的ではありながらも近寄りがたい音楽祭です。
今日はたまたま宴会がこの近くであったので、恐る恐る会場を覗いてみました。ウィークデーでありながら、すでに大混雑。案の定オケの仲間もうろついていました。彼は今日は4つも演奏会をハシゴするとのこと。でもシメの演奏会(22:30開演 フォーレ「レクイエム」)まで聴くのがしんどいと語ってました。その迷いにつけ込んで宴会参加のお誘いをしたら、演奏会をパスして宴会に参加してくれました。
やっぱ鎮魂には歌より酒です。
<本日の宴会>
有楽町・陽だまりにて
去年、一昨年と聴きに行きましたが、今年は???です。
レクイエムはコルボの演奏ですよね、去年大ホールで聴きました。5000人も入るホールで、あの少数のアンサンブルが何処まで響くのか、疑問でしたが、流石に彼等の音は素晴らしかったのを覚えています。
でも、その録音をした技師に確認したら、薄くPAを作動させていた、とのことでしたが・・・
今年は5日に1500人のホールCで演奏が22時から予定されているからそちらで聴いてみては、と教えてあげては如何?
それにしても、良い天気です、楽しい休日を!
やはりあのデカいホールでは機械を通してたのでしたか。謎が解明しました。それにしても「熱狂の日」ってすごい企画ですね。東京国際フォーラムは条件的には打ってつけですし。欲を言えばホールが全部響きの良いコンサートホールだったらいいのに…。
去年のモツレクは素晴らしかったみたいですね。あちこちから賞賛を聞きました。フォーレもさぞや良いのでしょうねー。
推理はバッチリですね。さすが!!
「わたしたちの教科書」観てますよ~!!ワタシもラフ2の3楽章が聞こえてきて仰け反ってしまいました。それにしてもヘンな(!)アレンジですよね。緊張が走る場面では2楽章の最初の6小節だけリピートされてたし。(笑)
ついドラマの内容よりBGMに突っ込み入れながら観ちゃいますよねー。
テンポも全然違っていて、2楽章なんてありえない(早い)テンポで、思わず笑っちゃいましたよ。とても面白かった。
フォーレはコルボの十八番ですからねぇ。それをあきらめて宴会に行くなんて!?
私は、明日、5つの演奏会とマスタークラスを聴く予定です。音楽三昧。
時は1992年3月14日、所は文化村オーチャードホール、オケはこの時が初舞台のJAO東京オケ、初めてコルボとフォーレをデュルフrのレクイエムを共演・・・
彼の神々しい笑顔に、美しさを感じそれをそのまま音楽にした・・・出来たのだ!
途轍もない経験でした。以来、オケ・ロージンはこの道にのめり込んでいったのです。
2日は早めにに宴会を切り上げてラフ2に行こうかとも迷ったのですが、飲んだ後に聴くと悪酔いしそうだったので(?)やめました。うーん、本場の人が演奏する2楽章は高速でしたか!meno mosso は乱れませんでしたか?(笑)あの曲が面白く聴けるとは!
コルボのフォーレもやっぱ聴きにいかなあかんっすね。。
それにしてもやまさん、今日は音楽漬けですねー!気力&体力を充実させて臨んで下さいね~!!
この道にハマったのはコルボ氏との共演がきっかけでしたか!本場もんの真髄に触れられて至福の演奏ができたのでしょうね!フォーレのレクイエムはいつ聴いても自ずと涙が出てきてしまうような清らかで美しい曲ですよね。いつかやってみたいなぁ。。