小粋なお化け
2007年 03月 10日
時は江戸時代。開店と同時にお化け騒動に巻き込まれる料理屋「ふね屋」と、そこの一人娘おりん。おりんにはなぜかお化けが見えて、話もできるという設定で展開していきます。人情味があふれていて、変わり者こそいるものの出てくるお化けたちも極めてノーマル。その中でも「おみつ」という姐御のお化けが素敵でした。人生の酸いも甘いもかみ分けてきて、あるときは啖呵を切って毅然と悪党に立ち向かい、あるときは慈母観音のように優しく、あるときは三味をつまびき小唄をうたう粋で艶っぽい女…。こんな気風のいい女性に憧れちゃうなぁ。
明日からは前から読みたかった山本一力の作品を読んでいこうと思ってます。
<本日の夕食>
アスパラとアンチョビのペンネ
もう、久しぶりに中国の歴史物にはまってしまいました!
昨年行ってきたこともあって、イメージがかぶって面白かったですね!
宦官のところは、そもまま仕事に使わせてもらいます!
現在は図書館で見つけて、今まで何度も読もうと手に取った「孔子」にチャレンジしていますよ!時代がかなり古いですが、面白いですね~
山本一力さんのものは読んだことがないので、お薦めをまたお願いしますね!!