The Hermitage
2006年 12月 04日
以前3年間ほど、Fさんがプロデュースした音楽祭にボランティアとしてお手伝いしたことがあり、その時にS県内を一緒に周ったサンクト・ペテルブルクのオケが今回来日。オケが所属するエルミタージュ美術館とサンクトペテルブルクとロシア音楽を一緒に紹介してしまおうという、情報量満載の演奏会(というよりはショー)でした。
ステージにはオーケストラのセッティング以外に、大型のプロジェクター・スクリーンが2台設置され、下手後方にはエカテリーナの玉座らしき椅子も据えられていました。最初はFさん指揮による演奏。ステージ後方のスクリーンには、エルミタージュ美術館内で同じ曲を別の指揮者と演奏した映像が映し出されました。実際の演奏と映像のテンポが一致していたので、さながら美術館内で演奏を聴いている気分に。その後は指揮者がロシア人に代わって演奏が続けられ、スクリーンにはペテルブルクや美術館内の映像が映し出されていました。このロシア人指揮者は、かつてはサンクト・ペテルブルク交響楽団のチェロの首席。S県での音楽祭の時にはソリストとしてチェロ協奏曲などを演奏されていた方でした。その後ペテルブルク音楽院の院長に就任して、現在はマリンスキー歌劇場の客演指揮者になられたそうです。出世したんですねぇ。
かつて音楽祭をお手伝いさせてもらった時、演奏会マネージメントがいかに大変かということを垣間見させていただいたのですが、今回も同様でした。指揮をされるはずのFさんが、開演数分前になってもロビーでチケットをさばいている姿が。さらにはそのままノーネクタイ&ジャケットで指揮台に上がったのにはちょっと面食らったり…。Fさんがクラッシック音楽の普及にいろいろな角度から試行錯誤をされていて、その熱意と気合には大いにエールを送りたいのですが、今後はまたマネージメントも含めてさらなる成長を期待してます!
<本日の昼食>
ビーフ・シチュー♡
カキ
さつま芋パン
本日の摂取塩分: 約9g
本日の摂取カロリー: normal