東京室内管弦楽団
2017年 02月 17日
恥ずかしながら、私はこの管弦楽団を今までよく知らなかったのですが、創立は1928年と歴史のあるプロの団体。演奏家も国内外のコンクールに入賞した人たちばかり。メンデルスゾーンの最初の1音の響きで全身総毛立ってしまい、彼らの演奏に引き込まれてしまいました。ノンヴィブラートのハーモニーがとても素敵。
弦は 1st.Vn 10、2nd.Vn 7、Va 6、Vc 5、Cb 4人。前プロは2管編成、チャイ5ではHrが2名増員の 4、Tp 3、Tb 3、Tuとフルメンバー。これじゃ弦がかき消されるのではと思ったけど杞憂でした。弦のパワーがすごい。チェロトップの弾きっぷりもかっこいいー。オケがフルパワーでフォルテッシモで鳴らした時には、ホールの音響の限界を超えて2階席の床がビリビリ共鳴してたし。
終演後、指揮者の橘氏がホール出口付近に立たれてお客様ひとりひとりにごあいさつされていたのが印象的でした。なんて謙虚で素敵な団体なのでしょう。なんだか一気にこの楽団のファンになってしまったかも。。