レッスン見学
2006年 07月 04日
九段南・らんち工房
明日の早朝、ドイツ‐イタリア戦の観戦で、ドイツ大使館のホールでパブリック・ビューイングがあるとのお知らせを人づてにもらいました。でもキックオフが日本時間の午前4時。電車は走ってないし、6時過ぎに試合が終わったらそのまま出勤となるし、ということであきらめました。(涙)
夕方、ひょんないきさつで指揮法のレッスンを見学させてもらいました。
生徒は4人で指導者1名と伴奏ピアニストが2名。生徒のうち2名は指揮法2年目、他の2名は1年生。斎藤指揮法ということで、「叩き」とか「しゃくい」、拍子の基本図形を中心としたグループレッスンでした。
最初は4拍子、3拍子、2拍子とピアノの伴奏で棒を振るレッスン。面白いことに、同じ動作なのに個人の腕の長さや筋肉の使い方でスタイルが異なること。そして手や腕の角度と振り下ろす勢いなどで、拍のイメージも変わることが見ているとよく分かります。また、振り下ろし一つをとっても、次の四分音符の長さを予感させる前拍の振り上げ方があったり、ブレスの仕方で出だしのタイミングがこんなにも違うのかと改めて分かりました。
それにしても、指揮って力学的理論とそれを体現する運動能力が大いに要求されるのですね。指揮棒を「振る」という動作にこんなに裏づけがあり、さらに音楽的な解釈を棒と身体で表しているのかと思うと、改めて驚いてしまいました。尊敬尊敬。。
演奏者として時には指揮者を注目する時もあるけれど、、視野の片隅で動きを感じている事が多いので、指揮というものをクローズアップして見聞できたことは本当に貴重な経験でした。
本日の摂取塩分: 約8g
本日の摂取カロリー: high
昨日との体重差: kg