さすが…
2013年 09月 14日
マントヴァ公爵(フランチェスコ・デムーロ)のつややかなイタリアン・テノールにほれぼれし、ジルダ(エレーナ・モシュク)の超絶コロラチュラルに目を見張り、あっという間の3時間半でした。
この日のリゴレット役は、ゲオルグ・ガグニーゼ。東京公演全4回で3回が人気のレオ・ヌッチで、唯一この日の出演でした。彼のリゴレットも素晴らしかった。きっと高齢となったレオ・ヌッチの後任者になるのかも?
ミラノ・スカラ座管弦楽団の演奏もすんばらしい!金管の柔らかく伸びやかな音に(これだ!)と合点。第2幕のチェロのソロにうっとり。やっぱり本家本元はすごいわ。指揮のグスターボ・ドゥダメルは新進気鋭の32歳。オケの演奏には言うことなしでしたが、独唱や合唱とオケがズレる場面が幾度か。特に第1幕の合唱とオケの混乱はヒヤリとしたし、その後もオケが走り、ソリストがあっぷあっぷしているような場面も。これは指揮者の力量不足かも??
それにしても、さすがスカラ座!
この公演を聴けて良かった!( ´ ▽ ` )ノ
昨夜の名演でびあだるさんの寿命も10年くらい延びたかも⁈
ありがたや、ありがたや。。
オペラには延命御利益があることが実証されたわけですね。どうりで会場にお年寄りが多かったワケだ。(^^;) 日本人研究者の成果というのもうれしいですね~!(^-^)v