アルプス交響曲!
2013年 01月 11日
オーケストラは新日本フィルハーモニー交響楽団。指揮者は Ingo Metzmacher (インゴ・メッツマッハー)。バリバリのゲルマンです。この日はオーケストラをサポートする賛助企業や個人会員に向けての練習公開。オケ友の高校時代の先輩がその関係者ということで、またとない機会を得させていただきました。公開時は1階客席の6列目以降を解放。私達は舞台と並行した中央通路に面した、ちょい上手寄りの席をゲットしました。
メッツマッハー氏は、長身&ロマンスグレーで黒の半袖ポロシャツという出で立ち。
最初は「遠くで聞こえる狩人たちの角笛」の練習。バンダ(舞台裏)のホルン&トロンボーンの威勢の良いアンサンブルは、さすがに1回目はちょっと揃わなかったけど何回か練習するうち完璧に。その後は最初から全曲を通しました。オケは対向配置でホルンが上手、2セットのティンパニーはバスドラムやサンダ―マシーンを挟むように上手と下手に分かれて配置、ウィンドマシーンはチューバの後ろ、カウベルは客席からは見えない位置で(?)演奏されていました。どうしてもJAO郡山大会(2009年)で自分達が演奏したものと比べてしまいがち。「山頂」と「日没」から終わりまではちょっと早めのテンポに感じたかも。サンダ―マシーンはけっこう小ぶりで、演奏方法も鉄板を振り鳴らすのではなくてマレットで叩いていました。
演奏面の精度の高さはさすがプロ。
指揮者の要求に素早く反応していたし、ボーイングが変更になると最終プルトからもすっとんできて確認していたし。見ているだけでも学ぶ事が多かったです。
演奏会は、今日は19:15、明日は14:00開演ということで、場所は同じくすみだトリフォニーホール。残券僅少とのことですが、ご興味のある方はぜひ!