噛むって美味しい
2009年 01月 21日
以来1週間、食事の際は意識的に30回噛むことを心がけてみました。
当初は30回噛むことが難儀に感じ、せっかちな性分から途中で飲み込みたくなる衝動に駆られてしまうことしばし。お昼を食べるにしても、ササっと10分で食べて(飲んで?)いたものが、倍以上の時間をかけて食べるのに、最初はちょっとイライラしたり。
でもその中で2つの再発見がありました。
まずはご飯の「味」。
ご飯を噛むことで、唾液に含まれる酵素でデンプンが糖に分解されるのを実感。ご飯って甘かったんだ、と感じ入りました。
もう一つは、満腹感。
噛んでいるうちになんだか顎が疲れてくるし、大して食べてもいないのに(もういいや…)と感じるんですよ。はい。これって、早食いしていたころには感じたことがなかった感覚です。
満腹感というのは主に物理的、化学的な反応で得られる感覚なのだそうです。
咀嚼することによって、脳の視床下部の満腹中枢に刺激が伝わって(お腹いっぱい)という感覚が起こるのだとか。これは約20分以上咀嚼による刺激が伝わると、満腹中枢が反応することに因るのだそうです。
もう一つの化学的反応は血糖値。食べた物が分解吸収されて、血液内の血糖値が上昇。血糖値が一定量になると、セロトニンという脳内物質が分泌されて、これが満腹中枢を刺激し、お腹がいっぱいという感覚が起こるそうです。血糖値が上昇してセロトニンが満腹中枢を感応させるまで、約30分かかるのだそうです。
ということで、30回ゆっくり噛んで食べることは健康的な満腹感を得るためにも理にかなった行為だったんですね。
せっかちで忘れっぽいワタシですが、この習慣を身につけるようにしたいものです。
<本日の昼食>
赤坂・Repas
蒸し鶏肉と野菜の丼(小)
何だか嬉しいです(^ ^)v
私も、30回噛むことはできるだけ意識するように心掛けています。一度、良く噛んで食べることの快さを体が覚えると、噛まずに飲み込むときに違和感を感じるみたいです。
それに、良く噛むと、多めに食べてもお腹が出ない!!(爆)胃腸への負担が随分軽くなるのだな~と実感しています。
あのご老人との出会いは、亡くなられたお客様からのプレゼントだったのかも!?良く噛む習慣、大事にしていきたいです。
良く噛むことってメリットばっかりですよね!
最初は顎が疲れたけど、今は筋肉がついてきたのか大丈夫になりましたよ。うーん、それにしても今までいかに良く噛まずに食べていたのか分かってびっくりしました。
良く噛む習慣は大切にしたいですね~。(^^)v